子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

こんにちは、ななへ(@kosodate7_blog)です!

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

これからの季節、だんだんと気温が高くなってくると心配な熱中症。

特に乳幼児は、自分では体の変化に気づきにくく、衣服の調整など大人が気を付けてあげる必要があります。

これからの暑い季節を元気に過ごすために、熱中症の予防策、そして万が一の時のために正しい応急手当の方法を覚えておいてほしいと思います。

子どもは熱中症になりやすいの?

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

熱中症とは、高温・多湿の環境に体が上手に対応出来なくて生じる様々な体の不調のことをいいます。

子どもは熱中症になりやすいと思いますか?

答えはイエスです。

さらに言えば、乳幼児は短い時間で症状が悪化しやすいので特に気を付けなければなりません。

ではなぜ子どもは熱中症になりやすいのでしょうか。

子どもが熱中症になりやすいのには5つの理由があります。

体温調節が苦手

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

暑くて体温があがった時には、汗をかきますよね。

汗をかくということが重要で、実は汗と一緒に体の熱を放出しているんです。

汗をかいて熱を放出し、体温を下げることで体温調節をする仕組みなのですが、子どもは大人に比べて体の機能が未発達です。

汗をかくための「汗腺」の機能の発達が充分でないと、皮膚の温度よりも気温が高い炎天下などに上手く汗をかけません。

その結果、熱を放出することが出来ずに体にこもってしまうのです。

必要な水分量が多い

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

人間の体は約60%が水分だと言われています。

しかし子どもの場合には体内の水分量がそれよりも多く、乳児が約70%、幼児が約65%もあります。

一日に必要な水分量は、大人は体重1kgあたり約50ml。

それに対して子どもは、1歳未満が体重1kgあたり約150ml、幼児は体重1kgあたり約100ml、学童は体重1kgあたり約80mlです。

体は小さいですが、必要な水分はとても多いことが分かります。

照り返しの熱の影響を受けやすい

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

子どもは大人よりも小さいので、地面・アスファルトからの照り返しの熱を受けやすいです。

炎天下の地面はとても熱いですよね。

地面に近いほど熱さを感じやすいので、身長の低い子どもたちやベビーカーに乗っている赤ちゃんは大人よりも照り返しの熱の影響を受けていることを覚えておく必要があるでしょう。

脱水をおこしやすい

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

子どもは汗をかく体の機能が大人に比べて未発達ですが、汗腺の数は大人と同程度です。

体は大人よりも小さいので、汗腺の密度がとても高いのです。

ひとつひとつの汗腺からの汗の分泌は大人よりも少ないですが、密度が高いのでたくさんの汗をかきます

その結果多くの汗と一緒に体内の塩分も失われるため、脱水症状を起こしやすいです。

自分で対策できなかったり、不調に気づきにくい

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

大人であれば、体の調子がいつもと違うな…と感じたら少し休んだり自分で調節できますよね。

だけど子どもは自分で体の異変に気づけなかったり、上手く言葉で知らせることがなかなか難しいです。

ちょっと変だな…と思いながらも遊びが楽しくてそのまま遊び続けてしまうこともあるでしょう。

「冷房をつける」「衣服を涼しいものにする」「炎天下で外遊びをしない」「いつもと違うと感じたら休ませる」など…

大人が気をつけて対策していくことが重要です。

熱中症の症状

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

熱中症にはさまざまな症状があります。

軽度の症状から、非常に危険な状態の症状まであるので、どんな症状があるのかをなんとなくでも覚えておくと咄嗟の時に正しい判断が出来るかなと思います。

応急手当てをして様子見を…

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

以下のような比較的軽度な症状の場合には、応急手当てをして様子を見ても良いでしょう。

  • 顔が赤く、首もほてっている
  • ミルクをいつもよりも欲しがる
  • 背中・首回りに普段よりもたくさんの汗をかいている
  • 普段と比べて、おしっこ・うんちが少ない
  • 元気がない・急に不機嫌になった
  • 睡眠は取れているのに眠そうにしていたり、だるそうにゴロゴロしている

応急手当てをして様子を見ても良いかどうかの判断の基準としては、

  • 意識障害がない
  • 熱が平熱~少し高い程度
  • 水分を少しずつでも取ることが出来る

上記の3点です。

ただし、応急手当てをして様子を見ても症状が改善しない場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

また、一旦は回復しても後から急変することもあるので、念のため医療機関を受診しておくと良いでしょう。

非常に危険!すぐに医療機関で処置を…

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

すぐに医療機関での処置を受ける必要がある、危険な症状は以下の通りです。

  • 意識がない
  • ぐったりしている
  • 汗が出ない・手足が冷たい
  • 水分を取ることが出来ない
  • 発熱ではなく、体が熱く38℃以上の体温

これらの症状は非常に危険です。

すぐに医療機関で処置を受ける必要があります。

乳幼児は大人よりも急速に症状が悪化してしまいます。

ためらわずに救急車を呼ぶ・近くにあればすぐに医療機関へ連れていきましょう。

応急手当ての方法

比較的軽度な症状の時や、救急車を待っている間などに出来る応急手当てを紹介します。

応急手当ての方法を知っておくことで、いざというときに慌てず正しい対応をすることが出来るでしょう

応急手当ての方法は以下の通りです。

涼しい場所へ移動して、仰向けに寝かせる

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

室内 → クーラーが良く効いている場所
屋外 → 日の当たらない木陰など風通しの良い場所

体を冷やす・体温を下げる

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

ぬれタオルや保冷剤などを使って体を冷やす
首・脇の下・そ径部などの太い血管が通っている場所を冷やすと良い

イオン水などの水分を取る

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

コップや哺乳瓶、スプーンなど、子どもが飲める方法で水分を取る
意識がなかったり、少量の水分でも取れないようならすぐに医療機関へ!

イオン水は簡単に作ることが出来ますよ!

手順は、水に砂糖と塩を混ぜるだけです。
それぞれの分量は水1lに対して、砂糖20g(大さじ1)、塩3g(小さじ0.5)。

応急手当てをしても症状が改善しない

応急手当てをしても、症状が改善しない様子がおかしいと感じたらすぐに医療機関を受診しましょう

もう少し様子を見よう…では危険な場合もあります。

どうしたら良いか判断に迷ったときには、救急安心センター「#7119」・こども医療相談電話「#8000」に電話をかけて指示を仰ぎましょう。

熱中症にならないための予防策

熱中症にならないためには、日頃からの予防が大切です。

水分補給」と「温度管理」、そして何よりも「生活習慣を整える」ことが大切!

熱中症に限らず、疲れている時には体の不調が現れやすいですからね…

では、具体的にどのように気を付けたら良いのかポイントを紹介します!

こまめな水分補給

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

水分補給が大事なことは、きっと誰もが分かっていますよね。

外遊びをした後などは水分補給をする方が多いと思います。

意外にも見落としがちなのが、朝や昼寝後の起床時

睡眠中は、見た目では分かりにくくても汗をたくさんかいて水分が失われています

睡眠後は、水や麦茶などを一口だけでも飲んでもらうようにしましょう。

水分補給の際には、一度にたくさん取るのではなく、こまめに少しずつ取りましょう

何かをする前・終わった時など、キリの良いタイミングで意識的に水分を取る時間を設けると良いですよ。

温度管理に気を付けよう

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

外で遊ぶときには曇っていても、必ず帽子を着用するようにしましょう。

公園などで遊ぶ際には、日陰がある場所だと直射日光を避けられるので良いです。

10:00~14:00は特に日差しが強いので、出来る限りその時間帯は避けるのがベストです。

室内で過ごす時には、室温26℃~28℃湿度60%以下となるようにエアコンや扇風機などで調節しましょう。

ゴロンやハイハイで過ごす赤ちゃんの床の位置は、大人の感じている室温と異なることもあります。

同じような体勢になって確認してみると良いですよ!

生活習慣を整えよう

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

何よりも大切なのが、生活習慣を整えることです。

睡眠や食事などをしっかりとり、規則正しい生活を心がけて疲れをためないこと。

これは大人も子どもも同じです。

疲れている様子だったり、いつもと違うなと感じたら無理をせずに、家の中で過ごすなど体を休ませることも必要です。

おわりに

子どもは熱中症になりやすい?予防策と応急手当ての方法

近年では温暖化により、猛暑の日がとても多いです。

元気に夏を過ごすために、日頃から生活習慣を整えて熱中症を予防していきましょう。

とはいっても、いくら予防をしていても完全に防げるわけではありません。

子どもは自分の体の不調に気づいたり、それを伝えることがなかなか難しいです。

「普段と様子が違うな…」「なんだか元気がないな…」など、大人が異変に気付けるようにしましょう。

熱中症の症状が現れても、症状が軽い段階で気づき、応急手当てをすることが出来れば回復も早いです。

症状や、応急手当ての方法を確認し、正しい対応が出来るようにしておきましょう。

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Posted by ななへ