塾講師の見解
息子は発達の凸凹があることは判明していますが、発達障害と診断されているわけではありません。
通常の学級における発達障害(LD・ADHD・高機能自閉症等)の可能性のある児童生徒:6.5%程度の在籍(平成24年文部科学省の調査において、学級担任を含む複数の教員により判断された回答に基づくものであり、医師の診断によるものでない点に留意。)
引用元:文部科学省 日本の特別支援教育の状況についてhttps://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/09/__icsFiles/afieldfile/2019/09/24/1421554_3_1.pdf
この結果からみると、1学年100人であれば、6.5人は発達障害の可能性があるということですね。うちの息子は、まさしくこれ!【発達障害の可能性がある子】です。
塾の先生に発達障害グレーゾーンを疑っていること、WISC検査結果を伝えた際に言われた言葉があります。
(検査結果の一部分をみて)お母さん!すごいじゃないですか!
海外であれば、特別な才能がある子ってことですよね?
これで、なんで悩むのですか?
目から鱗です・・・。そうなんです。ある一部分はすごいんです。検査結果からみると、知覚推理、ワーキングメモリーがたかく、〔分類:平均の上〕の中でも限りなく〔分類:高い〕に近い結果です。塾の先生の解釈でいうと、『その分野では、上位10%程度にあと少しで入れる位置にいるということ。これは、すごい!』となっている訳です。
とても素直な私は、解釈にびっくりしながらも
え~。そうですよね。
そういうことになりますよね。(ニヤニヤ)
うちの子が通う塾の講師は偉大です。母の心を鷲掴み!一瞬にして、悩みが喜びに代わりましたよ。その後、現実に戻るとまた悩むのですが、考え方により気持ちは変わりますね。
息子の発達凸凹について
発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。そのため、養育者が育児の悩みを抱えたり、子どもが生きづらさを感じたりすることもあります。
発達障害があっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。
引用元:厚生労働省HP 発達障害 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html
そうなのです。息子の場合は、一部の能力は高いのですが、逆に低い分野もあり、その差により本人が生きづらさを感じているのが問題なのですよね。自分の中には、たくさん考えていることがあるが、言葉にすることや言葉選びが苦手なので、周囲の理解が得られずにイライラしてしまいストレスを抱え込みます。時には、それを体(癇癪、家族への八つ当たり)で表現します。これにより、育児の悩みがでてきています。